働く妊婦さんが気をつけるべきこと【実体験】

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働いている妊婦のみなさん、毎日毎日ほんとうにお疲れさまです。妊娠中は体調や気持ちの変化が多いです。そんな中で仕事をしていると辛いことや大変なこと、うまくいかない事もありますよね。だからこそ、大切な時期をきちんと過ごすためにわたしが妊娠中にやっていた気を付けるべきことをまとめてみました。

いま、少しでも妊娠中に働くことが辛いと感じている妊婦さんの参考になれば幸いです。

働く妊婦さんに知っておいて欲しいこと

妊婦の事情を理解してもらえない事で仕事を辞めるのはもったいない

妊娠して、体調が良くないと「いっそ会社を辞めてしまおうかな」と考えたりします。でも、いま上手く働くことが出来れば後から良いことも沢山あるんですよね!今まで頑張って働いてきた人こそ、しっかり制度を利用してお金を受けとる資格があります!

辞めずに働く妊婦さんだけがもらえるお金

出産手当金

産休中のお金が振り込まれる (月給÷30日×産休日数)
出産する日によりもらえるお金は異なります。
申請時期は一般的に産後56日経過後、申請してから2週間~2ヶ月後に振り込まれます

育児給付金

育児休暇中にお給料の67%がもらえる (180日以降は50%)
これが1番大きいですよね。
申請時期は産休に入る前に会社に提出、もしくは産後報告。初回は申請後の2~5か月後から振り込まれます。

出産後にちゃんとお金をもらうために

みなさんの職場には、出産経験がある人はいますか?経験したことがある人がいれば、大変さは分かってもらいやすいかもしれません。ですが、男性が多い職場や若い女性が多い職場ではなかなか理解してもらえず辛い思いをしたり頑張りすぎてしまいます。

まずは直属の上司に相談し、今の状況を分かってもらうことをしてみましょう。わたしの職場は出産経験者がおらず、既婚者もいなかったため理解される工夫をしなければいけませんでした。

働く妊婦さんが気をつけるべきこと

会社、職場、上司に妊婦の事情をわかってもらう事が大切です。

わたしが実際に上司に掛け合ったことを含めリストをつくったので、早速見てみましょう!

1.働く時間の短縮ができるかどうか

8時間労働で体調が悪くなりやすい人は、赤ちゃんのことを1番に優先して労働時間を短くしてもらうよう相談してみましょう。

2.通勤時は満員電車の時間をさける

座れない環境や混雑でお腹などが圧迫される場合、電車やバスの揺れなどで体調が悪くなる場合は通勤時間をズラす措置を取ってもらえます。通勤時に無理をするとそのあとの仕事もきついですよね。ラッシュの時間帯を避けて通勤できるよう対応してもらいましょう。

3.仕事中体調が悪くなったらすぐ休む

自分の体調が読めないのも妊娠中あるあるです。急に気持ち悪くなったり、お腹が張ったりする時があります。こまめにお手洗いにいくことを理解してもらったり、座ったり横になったりして休む場合がある事を伝えてみてください。

4.残業は絶対にしない

「残業はしないようにしたい」としっかり伝えましょう。自分はできるような気がしていても、体は疲れていることもあります。赤ちゃんのことを第1に考えることが大切です。

5.休憩時間はしっかり取る

しっかりご飯を食べ、暖かくして休んでください。休むことが働くコツでもあります。しっかり働きたいから休憩を取りたいと言えば、理解してもらいやすいです。

6.体調が優れなければ仕事に行かない

出勤前に体調が悪くなったら無理せず有給などを使用し、潔く休む旨を相談しましょう。このまま仕事に行っても周りも心配しますし、ママと赤ちゃんの体調も本当に心配なので休むことは悪いことではありません。

赤ちゃんを「みんなで見守っている」雰囲気にすると働きやすい

愛着を持ってもらう

わたしは女性ばかりの職場だったのもあり「いま何週目」「こんな大きさ」「この時期からはこうなるらしい」「ついに動き始めた」など、自分ではなく赤ちゃんの成長を伝えるようにしていました。そうする事で一緒に見守ってくれる仲間が増えたように思います。

言いにくい場合は直属の上司にだけでも伝えるようにしていました。1番の味方になってくれました。

決して当たり前な空気を出さない

こんな事しないと思うんですが、たまにこういった人がいると聞きます。

妊婦なんだから動かなくて当たり前、休んで当たり前、やってもらって当たり前、といった気持ちを出してしまうと理解してもらえなくなったり、みんなも応援しにくい雰囲気になってしまいます。

感謝の気持ちを常に伝えましょう

何かしてもらったら「ありがとう」と伝えるよういつも以上に心がけてみてください。周りは親切心で助けてくれていることが多いので、お礼を伝えるとあったかい雰囲気にもなります。

さらに「みなさんのおかげですくすく成長してる」ということも伝えておくといいと思います。

赤ちゃんのことを考えたマタニティライフを過ごそう

そうは言っても、働いているだけで無理していたりするんですよね。本当によくわかります。妊娠するまでこんなに仕事や普段の生活が大変になるとは思ってもみなかったです。でも、それ以上の幸せをくれたりするんですよね。楽しみやワクワクが増えるのも事実です。

無事に産休に入ったら

穏やかに過ごせる日々が増えます!働く妊婦さん、ここまで無理せず頑張ってみてください。なるべくゆったりした気持ちで毎日過ごせるよう、家族の協力も必要です。

元気な赤ちゃんを産むために、どうか体を大切にしてくださいね。

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